オランダ・アムステルダムの持続可能な水上コミュニティSchoonschip(スホーンスヒップ)に行ってみたら未来を見た

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スホーンスヒップ(Schoonschip)は、2008年から始まったアムステルダムにある持続可能で緊密なコミュニティを構築するプロジェクトです。このプロジェクトは、住宅、エネルギー、水、廃棄物管理など、さまざまな側面で持続可能性を追求しています。本記事ではスホーンスヒップの概要とアクセス方法をご紹介します。

アムステルダムの持続可能な水上コミュニティ「Schoonschip」

スホーンスヒップは、2008年から始まったアムステルダムにある持続可能で緊密なコミュニティを構築するプロジェクトです。

アムステルダムを拠点とするSpace&Matter社が都市計画や開発を担当しています。Space&Matter社はDe Cuevelの開発も担当しています。

このプロジェクトは、住宅、エネルギー、水、廃棄物管理など、さまざまな側面で持続可能性を追求しています。 スホーンスヒップはアムステルダムのノールト地区にあり、運河に浮かぶ住宅や建物で構成される水上の住宅コミュニティです。これにより、水上に住宅を建設することで土地の効果的な利用が可能になり、都市部での新しい住宅プロジェクトの一環として注目されています。

住民主体の家づくり

スホーンスヒップは住民の参加と協力が不可欠なプロジェクトです。居住する住民は2010年から10 年以上にわたり、マイホームの建設に取り組んできました。2021 年には約50 の住居に100 人以上の住民が住んでいます。各世帯が自分で選んだ建築家とともに自分の家を設計したため千差万別で、創造性と自己表現が特徴となっています。さらに彼らは、コミュニティの運営や持続可能性の取り組みに積極的に参加し、共同体を築いています。

再生可能エネルギーの活用

スホーンスヒップの住宅は、再生可能エネルギーを活用しています。屋根には太陽光パネルが設置され、住宅内部のエネルギー需要を補完するために使用されています。これにより、住宅はエネルギーの自給自足を目指しています。また、スホーンスヒップの太陽光パネルは、住民がブロックチェーン テクノロジーを利用してエネルギーを取引できるスマート グリッドに接続されています。またスホーンスヒップ内でも電力の融通が可能で、その取引には独自の地域通貨「ジュリエット」が使われているそうです。

循環型システムの導入

スホーンスヒップは循環型経済の理念を取り入れています。例えば、室温と外気温の温度差を生かした熱交換システムで暖を取っています。また雨水やシャワーの水はフィルターでろ過して再利用するなど、環境に配慮した仕組みを導入しています。このようにスホーンスヒップ地元の資源を最大限に活用し、環境への影響を最小限に抑えることが重要視されています。

スホーンスヒップへのアクセス

スホーンスヒップへのアクセスは、フェリー、バス、地下鉄から可能です。以下にバスと地下鉄の2つの方法を紹介します。

バス

アムステルダム中央駅(Centraal)から391番または394番のバスに乗り、Amsterdam Florawegで下車し、5分ほど歩いて南下するとスホーンスヒップに到着します。

ただし、391番と394番は赤色のR-NETバスで運行されており、GVBのチケット(24時間券など)は使用できないため、注意が必要です。

前側から乗車し、最初にカードをタッチする形式でしたが、GVBの時間チケットがエラーで読み取れず、追い出されました

地下鉄

アムステルダム中央駅から地下鉄に乗り、Noorderpark駅で下車します。

駅を出たら信号を渡り、左手の公園を道なりに進みます。

公園を通過し、小学校のそばを通って直進し、運河沿いを歩くと信号を渡るとスホーンスヒップに到着します。

または、Noorderpark駅から35番の青いバスに乗り、Amsterdam Florawegで下車して徒歩でスホーンスヒップに向かうこともできます。

青いバスはGVBの24時間チケットが使えました。連節バスで専用道路を走るから速かったです

終わりに

環境課題に関する感度が高い欧州の中でもオランダはサーキュラーエコノミーに取り組む環境先進国と言えます。スホーンスヒップは日本でも参考になる点がたくさんあると思います。ぜひアムステルダムを訪れた際はスホーンスヒップと別記事で紹介しているDeCuevelを訪れてみてください。creativeog[クリオグ]では、サーキュラーエコノミーに関する記事を多数執筆していますので、ぜひ他の記事もご覧ください。

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